監督 | エド・パーキンズ
ED PERKINS | Director
Netflix、BBC、HBO、Sky、The Guardian、ナショナルジオグラフィック、Channel 4の作品を監督し、数々の国際的な映画賞を受賞し、アカデミー賞®ノミネート歴もあるドキュメンタリー映画監督。2007年、Channel 4とFX Studiosのドキュメンタリー番組『Bare Knuckle Fight Club(原題)』で、英タイムズ紙に「今年最高のドキュメンタリー作品」と絶賛される。続いて、『プロジェクト・ニム』(11)とBAFTA受賞作『The Imposter(原題)』(12)、さらにアカデミー賞®受賞作『シュガーマン 奇跡に愛された男』(12)の製作舞台裏ドキュメンタリーを監督。2014年、自身初の長編ドキュメンタリー映画『Garnet’s Gold(原題)』がトライベッカ映画祭でプレミア上映され、グリアソン・アワード最優秀新人賞を始めとする多くの賞を受賞。2015年、映像業界で働く有望な若手イギリス人をサポートするBAFTA Breakthrough Britsに選出される。同年公開の短編ドキュメンタリー『If I Die On Mars(原題)』は、複数のプラットフォームで合計100万回を超える再生回数を記録。2018年、The Guardianの委託で監督した短編ドキュメンタリー『Black Sheep(原題)』で13の国際的な賞を受賞し、アカデミー賞®短編ドキュメンタリー映画賞ノミネートを果たす。2019年、Netflixオリジナルの長編ドキュメンタリー『本当の僕を教えて』で英国インディペンデント映画賞にノミネートされる。本作は3本目の長編ドキュメンタリー映画となる。
製作 | サイモン・チン
SIMON CHINN | Producer
近年最も評価された長編ドキュメンタリーを、数多く手がけているプロデューサー。2008年、自身初となる劇場公開長編ドキュメンタリー『マン・オン・ワイヤー』をプロデュースし、BAFTA英国作品賞とアカデミー賞®長編ドキュメンタリー映画賞を始めとする40以上の国際的な賞を獲得。その後、『プロジェクト・ニム』(11)、『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』(15)などの長編ドキュメンタリーで多くの賞を受賞する。世界で2000万ドルを超える興収を上げた『シュガーマン 奇跡に愛された男』(12)では、BAFTAとアカデミー賞®を受賞。2014年、製作会社Lightboxを設立。2015年には『My Scientology Movie(原題)』がイギリス国内で興収110万ポンドを上げ、イギリスの長編ドキュメンタリー映画の歴代興収の上位にランク入りする。ロサンゼルス暴動を描いたナショナルジオグラフィックの『LA 92(原題)』(17)はエミー賞を受賞。The Guardianと製作した短編ドキュメンタリー『Black Sheep(原題)』(18)は、アカデミー賞®ノミネートを果たす。『Tina(原題)』(21)はティナ・ターナーが全面的に製作に携わって作られた唯一の長編ドキュメンタリー映画で、HBOとHBO Maxでの放送/配信に加え世界で劇場公開され、エミー賞で3部門にノミネートされる。
製作 | ジョナサン・チン
JONATHAN CHINN | Producer
アカデミー賞®ノミネート歴と、『LA 92(原題)』(17)、「American High(原題)」(00)で2度のエミー賞受賞歴を誇るプロデューサー。2014年、従兄弟のサイモン・チンと共にLightboxを設立。その他に特に注目すべき作品は、『ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー』(14)、アカデミー賞®にノミネートされた短編ドキュメンタリー『Black Sheep(原題)』(18)、ハーヴェイ・ワインスタインのスキャンダルを描き、サンダンス映画祭でプレミア上映された長編ドキュメンタリー『Untouchable(原題)』(19)、Netflixの画期的なドキュメンタリーシリーズ「ダイアグノーシス -謎の症状を探る-」(19)、テルライド映画祭でプレミア上映されたNetflixの長編ドキュメンタリー『本当の僕を教えて』(19)、ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、エミー賞にノミネートされたHBOとSkyの『Tina(原題)』(21)、マルコムXとモハメド・アリの究極に悲劇的な友情を描いたNetflixの『Blood Brothers: Malcolm X & Muhammad Ali(原題)』(21)など。
共同製作 | ヴァネッサ・トヴェル
VANESSA TOVELL | Co-Producer
長年、フリーランスのプロデューサー、ラインプロデューサーとして様々な賞を受賞した上質なドキュメンタリーやインディペンデントの長編映画を手がけ、2015年に最高執行責任者(COO)としてLightboxに参加。素晴らしいチームのサポートのもと、Lightboxのすべてのプロダクションから、ロンドンとロサンゼルスの両オフィスの経営と運営面まで監督しつつ、Lightboxの長編ドキュメンタリー全作品を共同プロデュースしている。代表作は、多くの賞を受賞した『The Imposter(原題)』(12)、『My Scientology Movie(原題)』(15)、『LA 92(原題)』(17)、『ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』(18)、アカデミー賞®ノミネート短編映画『Black Sheep(原題)』(18)、『Untouchable(原題)』(19)、『本当の僕を教えて』(19)、『Tina(原題)』(21)など。
編集 | ジンクス・ゴッドフリー
(アメリカ映画編集者協会会員)
JINX GODFREY, A.C.E | Editor
数々の賞を受賞したHBO / Sky Atlanticの「チェルノブイリ」(19)の共同編集でBAFTAを受賞。ジェームズ・マーシュ監督のアカデミー賞®受賞長編ドキュメンタリー『マン・オン・ワイヤー』(08)とBAFTA受賞作『博士と彼女のセオリー』(14)の編集を手がけ、アカデミー賞®受賞作『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』(20)では編集顧問を務める。その他、デヴィッド・ヘア監督の「MI5:消された機密ファイル」(11)、ケヴィン・マクドナルド監督の『わたしは生きていける』(13)、ジョディ・フォスターが監督した「ブラック・ミラー」(17)などの様々な監督とタッグを組む。CMの編集も20年以上の経験があり、これまでスサンネ・ビア、エロール・モリス、トム・フーパー、オーウェン・ハリス、マイク・フィギス、スパイク・リー、ダンテ・アリオラ、トニー・ケイら多くの監督のCMの編集を手がけている。
編集 | ダニエル・ラピラ
DANIEL LAPIRA | Editor
製作チームと緊密に協力しながら独自の言語と形で物語を伝える、ロンドンを拠点とする編集者。ドキュメンタリーから長編映画、短編映画、TVシリーズまで、様々なジャンルやスタイルの作品を幅広く手がけている。故郷マルタ島で撮影された様々なスタジオの映画やインディペンデント映画の編集室で編集アシスタントとしてキャリアをスタートさせ、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』(05)や、ケヴィン・レイノルズ監督の『復活』(16)などに編集スタッフの一人として参加する。『Dual(原題)』(11)(第55回BFIロンドン映画祭公式選出作)など多くの短編映画を編集した後、初めて手がけた長編『Simshar(原題)』(14)は数々の賞を受賞し、マルタ島の映画で初めてアカデミー賞®外国語映画賞(現在の国際長編映画賞)に出品される。
音楽 | マーティン・フィップス
MARTIN PHIPPS | Composer
20世紀イギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテンを名付け親に持つという、音楽に縁ある環境で育ち、芝居の道を志しマンチェスター大学で演劇を専攻するも作曲にエネルギーを集中させることを決意。初めてTVシリーズの音楽を手がけた1999年の「Eureka Street(原題)」以降、近年最も評価の高いTVシリーズの数々の音楽を担当し、これまでBAFTAを2回受賞、英国作曲家協会が主催するアイヴァー・ノヴェロ賞の受賞、さらにエミー賞にも複数回ノミネートされている。代表作は、BBCの「戦争と平和」(16)、ヒューゴ・ブリック監督の「オナラブル・ウーマン 熱砂の女」(14)、「ピーキー・ブラインダーズ」(13)、「ブラック・ミラー」(11~16)、Leftbank Pictures/Netflixの人気シリーズ「ザ・クラウン」のシーズン3&4(19~20)など。映画の代表作としては、『狼たちの処刑台』(09)、『ブライトン・ロック』(10)、ライアン・レイノルズ、ヘレン・ミレン主演、ハンス・ジマーと共同作曲した『黄金のアデーレ 名画の帰還』(15)、キーラ・ナイトレイ、アレキサンダー・スカルスガルド主演の『モーガン夫人の秘密』(19)などがある。様々なアーティストや作曲家のコラボを支援し、自身の楽曲開発のプラットフォームともなるプロジェクト「Mearl」を立ち上げる。「ピーキー・ブラインダーズ」のサウンドトラックは「Mearl」名義で手がけた最初の作品で、レディオヘッドがロンドン・フィールズに設立したLaundry Studios出身のミュージシャンたちと共に作曲した。
アーカイブ・プロデューサー |
サム・ドワイヤー&ゴードン・キング
SAM DWYER and GORDON KING |
Archive Producers
サム・ドワイヤーはドキュメンタリーや長編映画、CM、芸術プロジェクト、ポッドキャストなどのためのアーカイブ資料のリサーチやライセンス手続きに関する経験豊富なアーカイブ・プロデューサーを集めたFourth Drawer Filmsの創設者。ゴードン・キングも同社に所属している。彼らはこれまで幅広いドキュメンタリー作品に携わり、特にホイットニー・ヒューストン、ボブ・マーリー、The KLF 、ジャネット・ジャクソン、ジョー・ストラマー、ジェネシス、ザ・ジャム、エリック・クラプトン、シャナイア・トゥウェイン、ジョージ・ハリスン、ピンク・フロイド、ザ・ストーン・ローゼズなどをフィーチャーした音楽映画を多く手がける。近年は、「This Is England '90(原題)」(15)、『ロケットマン』(19)、「チェルノブイリ」(19)、「スモール・アックス」(20)、『Everybody's Talking About Jamie ~ジェイミー~』(21)、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)、『Thirteen Lives(原題)』(22)、『The Northman(原題)』(22)など、映画からTVシリーズまで様々な話題作に貢献している。