世界中を虜にした美しい「おとぎ話」のお姫様は、
確かに「最後まで仲良く暮らしましたとさ」の
ハッピーエンドは迎えられませんでしたが、
自らの死の直前まで「自分らしくありたい」と闘った
一人の不屈の女性であったことに、
この映画で初めて気がつき、胸をうたれました。
安藤優子
キャスター/ジャーナリスト
◆
生の映像が物語るダイアナの数奇な人生は、
どんな映画よりもドラマティック!
全世界の注目を浴びながら、ひとりの女性が背負うには、
あまりにも苛酷な巡り合わせだった。
石川三千花
イラストレーター
◆
隙の無い、圧倒的な作品。
エド・パーキンズ監督による本作品は、
プリンセス・ダイアナを物語の中心に据えながら、
80~90年代の歴史的瞬間を鮮やかに散りばめ、
観るものの心を捉えて離さないドキュメンタリーの最高傑作のひとつだろう。
つかまれた腕がふっと離されたあとに、
どこに向かえばよいのか分からなくなるような感覚に浸りながら、
この映画を何度も繰り返し観るに違いない。
大衆の熱狂、幻想、欲望、夢、愛…
すべてを注がれたこのひとりの女性の生涯を
私なりに理解するために。
泉順子
明治大学商学部 教授
◆
運命に翻弄された悲しきプリンセス、ダイアナ。
枯れるほど流しただろう涙を無償の愛に変え、
世界中の人々に与え続けた彼女は真に美しい女性だった。
真実の愛を教えてくれたダイアナ妃に心を込めて
IKKO
美容家
◆
母として、妻として、ひとりの女性として、
ここまで悲しみが掻き立てられる物語りを知りません。
ただ。愛されず、満ちることのない心から、とてつもなく深い愛が生まれること。
愛を注ぐことこそが、生きる力になることを知りました。
忘れがたい物語。
神崎恵
美容家
◆
憂いを帯びた青い瞳 ちょっと上目遣いで・・・・。
僕はずっとダイアナのファンでした。
彼女が国王の妻になり
やがて国王の母になるのを目撃したかった。
久米宏
フリーアナウンサー
◆
25年前、悲劇のニュースを伝え続けた私に、
今ダイアナが見せてくれるもの。
それは、人々の遠慮のない視線の先で一歩も退くことなく、
再生と自立への冒険に挑んだ一人の女性の物語。
アーカイブのみで構成された映像の臨場感が圧倒的。
小宮悦子
キャスター・インタビュアー
◆
ダイアナは間違いなく世界で最も輝く瞳を持つプリンセス。
でもなぜどんなときも輝いていたの?
その答えを映画は教えてくれました。
それは暗く険しい人生を照らすただ一つの灯だったと。
今も消えない瞳の輝きこそが真実。
近藤サト
フリーアナウンサー
◆
英国王室、マスコミ、国民に翻弄される中で、
逞しく自分の生きる道を探しぬく彼女の生き様が
リアルに感じられるドキュメンタリー。
喜びと悲しみが入り混じる怒涛の人生、
全ての人を魅了する光り輝く個性、
そんな目が離せない彼女のラストシーンは、
胸が締めつけられて涙が止まらなかった。
SHIHO
モデル
◆
美しく、
清らかで、
真っ正直で、
強くて、
儚い…。
突然の死から25年。
プリンセス・ダイアナの
軌跡を辿り、
運命の惨(むご)さに
涙が溢れました。
今は、
魂が浄化され
心安らかに
穏やかな時を過ごしていると
信じたい…
涼風真世
女優
◆
「世紀の結婚」から泥沼離婚、衝撃の事故死へ。
マスメディアという清濁併せ持つ激動の戦場には、
「誰がダイアナ妃を殺したのか」が克明に記録されていた。
鈴木沓子
ライター・翻訳家
◆
二人のぎこちない婚約会見から運命の事故までダイアナ妃の短過ぎる波乱万丈人生を観察。
全て資料映像でナレーションも専門家も何も誘導がなく、観る側にお任せ。
正に直球のドキュメンタリー。
おとぎばなしのはずが悲劇に終わったが、
一方ダイアナが今も愛されてるスターになった。
その複雑な心境で「プリンセス」は考えさせてくれる貴重な作品。
普段なら編集されてるダイアナ妃の前後付きのフッテージが新鮮!
微妙な表情や語録になった時の空気や周りのリアクションが面白い。
当時のニュース映像が今となってとても見入る。
市民からエリザベス女王までイギリスを始め、世界中のダイアナ観が伝わる。
現在の息子二人を見てダイアナの影響と彼女のレガシーを実感。
金魚鉢にいたダイアナ妃を長年覗いた私たち。
素敵な女性だったダイアナを懐かしく思う一方、
公共されたプライベートを楽しむ私たちも学ぶ事があるか。
「プリンセス」を観た後も考えさせられる。
デーブ・スペクター
放送プロデューサー
◆
私はダイアナ妃の大ファン。
亡くなった時は1週間ベッドから出れず、
テレビに映る彼女の映像を見ながら涙、涙で過ごしました。
その彼女の公平なドキュメンタリー。
再び彼女に会えた喜びと感動。
チャールズ王子の皇太子としての矜持の無さと冷たさ。
彼女を死に追いやった環境と状況。
でも美しいダイアナは私たちの心に永遠に残る。
デヴィ・スカルノ
◆
むき出しのアーカイブ映像があぶり出すのは、
旧い殻を破壊してスーパースターに化けていく一人の女性と、彼女を「育て」、
消費する大衆の抜き差しならぬ関係。
人間の愚かさや不条理を浮き彫りにしながら、
ダイアナ妃の16年間をシェイクスピアの悲劇のように描き切った、
胸をえぐるドキュメンタリー
中野香織
作家/服飾史家
◆
25年前のあの夏の夜。
世界が愛した彼女のセンセーショナルな生き様、笑顔、苦悩が昨日のことのように蘇ります。
そして今もなおその魂は多くの英国民に流れ、
いずれ国王になる息子を見守るでしょう。
ハリー杉山
タレント
◆
何故事故は起きたのか?
25年前、パリの事故現場で
リポートをしながらの私の問いは今も続いている。
映像に残るダイアナさんの少し悲しげな、
或いは虚ろな、或いは懸命な表情。
私はその瞳といつしか対話していた。
平野早苗
フリーアナウンサー・リポーター
◆
思想、階級、民族、国籍を超えて世界が彼女の死を悼んだ。
その理由が映像で胸に迫る。
町山智浩
映画評論家
◆
ダイアナ妃が存在する時代を、
魅力で溢れてる彼女を、
リアルな姿で感じたかった…
この映画を鑑賞した後に感じた
一番の想いです。
困っている人に寄り添い、
救いの手を差し伸べる姿。
彼女の持つ素晴らしい影響力を平和の為に使っていた人が、
こんなにも残酷な亡くなり方をしたことが本当に哀しいです。
何が真実なのか未だに分からない部分も多いですが、
努力を怠らず人々の為に尽力を注いだその功績は、
とても素晴らしいと思いました。
僕自身も温かな心で多くの人を包み込めるような、
愛のある人生を歩みたいと感じました。
Matt Rose
アーティスト
◆
自分らしく生きる事を貫きたかっただけなのに。
ダイアナ妃の心中を想像すると、こんな言葉が聞こえてきます。
誰が彼女を殺したのか?本当の敵は誰なのか? 同様の事件が多く起きる現代で、
改めて考える、大きなキッカケとなる作品でした。
MEGUMI
女優
◆
『プリンセス・ダイアナ』の魂の叫びに圧倒された!
本年度、世界のドキュメンタリー映画で、史上最高傑作だ!
劇場公開、世界初、日本!
IT時代を、まさに一新する輝きと真実と迫力映像を体感できる!
湯浅 卓
国際弁護士
◆
彼女の美しい瞳が見るべき景色、
伸びやかに駆け回るべき世界、
それを尊んでいたはずの民衆が、
それを、終わらせてしまった。
この記録が色褪せる世界には、
尊さなど存在すらしないだろう。
尊い教示にしなければ。
YOU
タレント・女優
◆
ナレーションもテロップもない映像の集積は、
雄弁にダイアナ元妃を物語る。
ふとした表情が人々の心をつかむカリスマ性、
革新的な行動の割には、
繊細で打たれ弱い精神等の人間ならではの複雑性に私たちは共感するのだ。
湯山玲子
著述家
◆
美しくて、自然体でありながら
カリスマ的な存在。
でも沢山の悲しみを抱えたまま
気持ちを隠しながら振る舞う姿が切ない。
一生懸命に生きたひとりの女性として尊敬します。
LiLiCo
映画コメンテーター
◆
公式サイトはこちら
確かに「最後まで仲良く暮らしましたとさ」の
ハッピーエンドは迎えられませんでしたが、
自らの死の直前まで「自分らしくありたい」と闘った
一人の不屈の女性であったことに、
この映画で初めて気がつき、胸をうたれました。